MITテクノロジーレビュー主催の国際アワード『Innovators Under 35』日本版2023年度の募集開始
2023-6-30 11:00:00
MITテクノロジーレビュー[日本版](運営:株式会社角川アスキー総合研究所、代表取締役社長:加瀬典子)は、『Innovators Under 35 Japan 2023(イノベーターズ・アンダー35ジャパン2023)』の募集を、2023年6月30日より開始します。 「Innovators Under 35」は、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディア部門「MITテクノロジーレビュー」が主催する国際アワードです。世界的な課題解決に取り組み、未来を形作る“35才未満の若きイノベーター”の発掘を目的とし、過去にGoogle共同創業者のセルゲイ・ブリン氏や、Meta(旧Facebook)共同創業者兼会長兼CEOのマーク・ザッカーバーグ氏も受賞した権威あるアワードとして、世界的に評価されています。 『Innovators Under 35 Japan』はその日本版として今年で4回目の開催となります。本年度は「コンピューター/電子機器」「ソフトウェア」「輸送(宇宙開発)」「インターネット」「AI/ロボット工学」「通信」「エネルギー/持続可能性」「医学/生物工学」の全8分野で活動する35歳未満の起業家、研究者、活動家を募集します。 受賞者は、「Innovators Under 35」グローバル版にノミネートされ、2023年12月に都内で開催する表彰式(Innovators Under 35 Japan Summit)で発表を予定しています。 <過去の代表的なグローバル版受賞者> ・1999年:iRobot 共同創業者 ヘレン・グライナー氏 ・2002年:Google共同創業者 セルゲイ・ブリン氏 ・2007年:Facebook共同創業者兼会長兼CEO マーク・ザッカーバーグ氏 ・2008年:Tesla初代CTO J.B.ストラウベル氏 ・2012年:Dropbox共同経営者兼CEO ドリュー・ハウストン氏 ・2015年:OpenAI共同創設者 イリヤ・サツケバー氏 ・2017年:Apple/元 Google 機械学習研究者イアン・グッドフェロー氏 ■2023年度 応募要項 応募期間:2023年6月30日(金)〜2023年8月15日(火) 対象分野: 【コンピューター/電子機器】量子コンピューター、IoT機器、VR/AR機器、カメラ、ディスプレイなどのデバイス等 【ソフトウエア】OS、ミドルウエア、アプリケーション(スマホアプリ含む)、ブロックチェーンなどの暗号技術等 【インターネット】インターネットを利用したサービス、Webサイト、および関連技術等 【通信】5G、通信衛星、量子ネットワーク、放送関連技術、光伝送技術等 【AI/ロボット工学】機械学習/深層学習などのAI技術、産業用/家庭用ロボット、自律運転車等 【輸送(宇宙開発含む)】人工衛星、宇宙船の開発/運用、宇宙探査、宇宙利用サービス、物流、ドローン等 【エネルギー/持続可能性】風力/太陽光発電、小型原子炉、蓄電池、冷暖房、淡水化、バイオマス等 【医学/生物工学】再生医療、遺伝子治療、医療用センサー、インプラント、義肢、脳インターフェイスなど 応募対象:上記8分野で活躍する、大学、スタートアップ企業、大企業、政府機関、非営利団体などに属する研究者、起業家、活動家で、35歳未満(2023年12月1日時点)の方 応募方法:下記応募サイトよりご本人が応募ください ※第三者による推薦(情報提供)も受け付けています。その場合も最終的には本人による応募が必須となります。 選考方法:MIT テクノロジーレビューの規定(グローバル共通)に基づき、厳正かつ公正な審査を実施 各分野の専門家(専門機関の研究者、大学教授など)が審査、MITテクノロジーレビューが最終決定 選出人数:最大10人(2023年12月発表予定) 選考者特典:以下特典が付与されます。 ・「Innovators Under 35」グローバル版へ審査対象としてノミネート ・「Innovators Under 35」グローバルサイトへ日本版受賞者として掲載 ・ MITテクノロジーレビュー[日本版]へ掲載 ・「Innovators Under 35 Japan Summit(都内で12月に開催予定)」で表彰 2023年度審査員(五十音順): 浅川智恵子氏:日本科学未来館館長、IBMフェロー 荒井朋子氏:千葉工業大学惑星探査研究センター 所長 江守正多氏:東京大学未来ビジョン研究センター 教授、国立環境研究所 上級主席研究員 Takashi Kiyoizumi氏:カリフォルニア大学サンディエゴ校JFITエグゼクティブ・マネージャー 玉城絵美氏:H2L, Inc. CEO、琉球大学工学部 教授、東京大学工学系研究科システム創生学専攻 教授 所 千晴氏:早稲田大学理工学術院 教授、東京大学大学院工学系研究科 教授 中島秀之氏:札幌市立大学 学長 畠 賢一郎氏:再生医療イノベーションフォーラム代表理事副会長 松尾亜紀子氏:慶應義塾大学理工学部 教授 森川博之氏:東京大学大学院工学系研究科 教授 主催者メッセージ(MITテクノロジーレビュー[日本版]編集長 小林 久) 4回目の開催となる今年は、生成AIの登場で社会的にも関心が高まっている「AI/ロボット工学」分野をはじめ8分野を対象に、優れた起業家や研究者、社会活動家を募集します。少子高齢化をはじめとする社会課題を抱えた日本は、新しい社会の在り方を多様な視点で議論すべき状況にあります。Innovators Under 35 Japanを通じて、日本を起点とした独創的な取り組みが世界に発信され、新たな未来を切り拓くイノベーターたちが羽ばたく機会になればと考えています。 新技術の開発や既存技術の創造的な応用によって、世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る、独創的な35歳未満の若き起業家、研究者、活動家のご応募をお待ちしております。 Innovators Under 35 Japan 2023応募サイト https://events.technologyreview.jp/iu35/ ※昨年度の開催実績はこちらからご覧ください Innovators Under 35 Japan 2022: https://events.technologyreview.jp/iu35/2022/ ■MITテクノロジーレビューについて 『MITテクノロジーレビュー(MIT Technology Review)』は、1899年に米国マサチューセッツ工科大学によって創設された、世界で最も歴史と権威があるテクノロジー誌です。 米国版の読者層はその8割超がテクノロジー部門の責任者であり、6割が経営層です。 日本版は米Technology Review Inc.とのライセンス契約のもと、株式会社角川アスキー総合研究所が2016年から会員制Webメディアとして運営しています。 [日本版]公式サイト https://www.technologyreview.jp/ 株式会社角川アスキー総合研究所について 角川アスキー総合研究所は、メディア運営やコンテンツ制作で培った知見を活かし、調査、コンサルティング、マーケティング、ビジネスソリューション、出版、教育支援など幅広く事業を展開しています。コンテンツ力、メディア力、リサーチ力を総合的に活用し、お客様の課題解決に取り組みます。 角川アスキー総合研究所 公式サイト:https://www.lab-kadokawa.com/【本件に関する報道関係からのお問い合わせ】 株式会社角川アスキー総合研究所 事業企画部 press-cp@lab-kadokawa.com詳細は下記のPDFをご確認ください。 PDFはこちら