【プレスリリース】賞金総額 100万円のコンテスト『快適IoT(アイオーティー)』家を楽しく、便利にするアプリとハードのコンテスト開催
2015-08-12 10:00:00
角川アスキー総合研究所(本社:東京都文京区、代表取締役社長:角川歴彦、以下、角川アスキー総研)は、HEMSアライアンス(※1参照)が主催する「快適IoT〜家を楽しく、便利にするアプリとハードのコンテスト」を株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:藤森義明、以下、LIXIL)、東京大学エネルギー工学連携研究センター(所在:東京都目黒区駒場4-6-1東京大学生産技術研究所内)と共催致します。 スマートフォンの登場によって、私たちは常時インターネットに接続するようになりました。また3Dプリンターのようなテクノロジーは、「何かを作りたい」という人々が作り出すモノの幅を格段に拡げ、MAKER ムーブメント(※2参照)を起こしています。さらに、今までは単体で存在していたさまざまなモノ(機器)に通信機能を持たせ、インターネットに接続することで機械同士がネットワークでつながるIoT(アイオーティ:Internet of Things:モノのインターネット)(※3参照)が、これから増々発展していくと、暮らしの場である「家」の中にあるさまざまなモノ、たとえば冷蔵庫や照明器具、掃除機や湯沸し器などもインターネットに接続されていくことになります。 これらの技術を上手に使うことで、私たちの暮らしはもっと便利で楽しいものになり、生活の質が高まっていくでしょう。 多くの人びとの知恵が、そのような可能性を実現させていくと考え、当コンテストでは、QOL(quality of life = 「家を楽しく快適に」)というテーマを実現するスマートフォンアプリや自作ハードウェアを使った作品を募集致します。HEMSアライアンスとは ※1 HEMS(Home Energy Management System)の市場確立と普及を目的とした共同検討体制です。 共同でHEMSおよびスマート家電普及の環境整備に関する検討を進めております。 ・HEMSアライアンス メンバー一覧 《参加企業》 KDDI株式会社、シャープ株式会社、東京電力株式会社、株式会社東芝、日本電気株式会社、 パナソニック株式会社、株式会社日立製作所、三菱電機株式会社 以上8社(五十音順)MAKERムーブメントとは ※2 3Dプリンターやレーザーカッターのようなデジタル工作機器の個人利用が可能になったことで、個人がモノをデザインし製造することが容易になりました。2005年アメリカのテクノロジー系DIY工作専門雑誌として登場した『Make』を軸に、自宅のガレージなどでさまざまな物を作り出している人々のコミュニティが拡大し、世界的なムーブメントとなったものをMAKERムーブメントと呼んでいます。また、MAKERムーブメントの祭典として、日本を含む世界各地で「Maker Faire」が開催されています。IoTとは ※3 従来、インターネットに接続されている機器といえば、主にコンピューターやルーター、プリンターなどの限られたIT機器でした。しかし近年、テレビやデジタルカメラといった情報家電がインターネットに接続されるようになり、それ以外のさまざまな機器もインターネットに接続されていく流れができつつあります。より多くのモノがインターネットとつながることで、今まで以上に多くの情報がインターネット上を行き来するようになり、私たちの生活の中で、それらを活用することが可能になります。開催概要■ 名 称: 快適IoT〜家を楽しく、便利にするアプリとハードのコンテスト〜 ■ 主 催: HEMSアライアンス ■ 共 催: 株式会社LIXIL、株式会社角川アスキー総合研究所、東京大学エネルギー工学連携研究センター(五十音順) ■ 募集内容: 募集テーマに即したスマートフォン及びタブレット端末向けアプリケーション、および自作ハードウェア、IoT、ウェアラブルなどによる自作ホームオートメーション作品。 ■ 部 問: ○スマホアプリ部門(スマートフォンやタブレットで使えるアプリ) ○自作ホームオートメーション部門(電子工作やMaker的な工夫をした作品) ○アイデアジェネレーター部門(WebAPI「アイデアジェネレーター」を活用した作品) ※アイデアジェネレーターは、HEMSアライアンスが提供するWebAPIです。HEMSアプリからPC上の仮想の家にある機器を操作できるなどの機能を持つアイデア共有ツールです。エアコンや照明、通風窓などの機器は実験住宅で実作動します。 ■ 応募方法: 専用サイト http://KaitekiIoT.com から応募してください。 ■ 応募期間: 2015年8月1日〜2015年11月30日 ■ 予備審査: 予備審査では以下を提出していただきます。 (1)エントリー申請(Web上のフォームから申請) (2)応募作品の動きがわかる画像または動画(Web上のフォームから提出) (3)機能説明書(Web上のフォームから提出) ※予備審査の発表は2015年12月を予定しています。 ■ 受賞発表: 最終審査会を兼ねた受賞発表と表彰式を2016年1月に予定しています。 予備審査通過者は、最終審査会でデモおよびプレゼンをしていただきます。 ■ 賞について: ○グランプリ 賞金50万円 ○準グランプリ 賞金20万円 ○スマートフォンアプリ部門賞 賞金10万円 ○自作ホームオートメーション部門賞 賞金10万円 ○アイデアジェネレーター部門賞 賞金10万円 ■ 審査員:(五十音順) 池澤 あやか氏 1991年東京都生まれ。 慶應義塾大学環境情報学部卒業。 2006年、第6回《東宝シンデレラ》審査員特別賞受賞。同年、映画『ラフ』にてデビュー。 映画『あしたの私のつくり方』(2007年)、『デトロイト・メタル・シティ』(2008年)、ドラマ『斉藤さん』(NTV/2008年)などに出演。 「NHK高校講座〜社会と情報〜 」MCとして出演中。 春からNHK広報番組「とっておきサンデー」のマンスリーレギュラーMCとして出演中。 著書に『小学生から楽しむ Rubyプログラミング』(日経BP社)、 『アイデアを実現させる最高のツール プログラミングをはじめよう』(大和書房)がある。 遠藤諭 氏 株式会社角川アスキー総合研究所取締役主席研究員。 1985年アスキー入社、1991年より『月刊アスキー』編集長、同誌編集人、株式会社アスキー取締役などを経て、2013年2月より現職。2010年よりネットデジタル時代のライフスタイルについて調査・コンサルティングをする一方、企業内向けアイデアソンの実施、各種イベントでの委員・審査員を務める。 著書に、日本の黎明期のコンピュータのパイオニアを取材した『計算機屋かく戦えり』、ITが経済に与える影響について述べた『ジェネラルパーパス・テクノロジー』(野口悠紀雄氏との共著)、『ソーシャルネイティブの時代』(アスキー新書)、『NHK ITホワイトボックス 世界一やさしいネット力養成講座』(講談社)など。 荻本 和彦 氏 1956年生まれ。福岡県出身。 東京大学工学部卒業後、電源開発株式会社において、直流送電、電力系統解析・計画、太陽光発電・風力発電・直流送電用自励式変換器・水素エネルギーシステムなどの技術研究開発、設備保全業務高度化、技術戦略などに従事。2008年より、現職。エネルギーインテグレーションとして、エネルギー技術戦略、物質・エネルギー需給解析・評価、動的エネルギー需給解析・評価、集中/分散のエネルギーマネジメントと再生可能エネルギー導入、エネルギーシステムの診断・評価とリスクアセスメントなどの研究に取り組む。 小田 方平 氏 (株)LIXIL 常務執行役員 R&D本部 新事業研究センター センター長 1951年、大阪府生まれ。 1974年東洋サッシ工業(旧トステム)入社 2000年より常務取締役ビル建材事業本部長 2011年より(株)LIXIL総合研究所 所長、2015年4月より組織変更に伴い現職。 R&D本部新事業研究センターでは「日本だけでなくグローバルの目線で住生活に関わる困難な課題を解決するための事業を構築する」というミッションの元、トイレを中心とした衛生環境改善、住生活のモノ、コトの情報化の活用、ゼロエネルギー建築などを手掛けている。 林 信行 氏 テクノロジーやデザインが人々の暮らしぶりや社会をどう変えるかをテーマに取材をするフリージャーナリスト。グーグルやマイクロソフトの公式Webページで連載をしていた他、国内のテレビ、Web、新聞、雑誌に加え、米英西仏中韓など海外の主要媒体で日本のテクノロジー文化を伝える仕事も。また企業での講演やコンサルティングも行う。James Dyson Award/Gマーク/パソコン甲子園審査員。ビジネス・ブレークスルー講師。 船田 巧 氏 株式会社武蔵野電波代表。a.k.a.船田戦闘機。ソフトウエア開発、コミュニティー運営、書籍雑誌の編集執筆などを手がける。近年の著書・訳書に『武蔵野電波のブレッドボーダーズ』(オーム社)、『Arduinoをはじめよう』『RaspberryPiをはじめよう』(オライリー)、『計算工学ナビ』(東京大学生産技術研究所)などがある。オンラインでは『Make:日本語版(makezine.jp)』、『PC Watch 武蔵野電波のプロトタイパーズ(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/musashino_proto/)』などを通じて、DIY文化とその実践に関する情報を発信している。自らもハンダごてを振るい、Stackoverflowを検索しながら、工作とプログラミングに明け暮れる日々。Twitter:@sentoki【 本件に関する報道関係からのお問い合わせ 】 株式会社角川アスキー総合研究所(TEL:03-5840-7800、Mail:seminar@lab-kadokawa.com)PDFはこちら